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問題文をクリックすると解答をみることができます.

(209) 和の法則,積の法則,順列

和の法則

2つの事柄A,Bは同時には起こらないとする. Aの起こり方が a 通りあり,Bの起こり方が b 通りあるとすると, AまたはBが起こる場合は

  a+b 通り

ある.

積の法則

事柄Aの起こり方がa通りあり,その各々の場合について, 事柄Bの起こり方がb通りあるとすると,AとBがともに起こる場合は

  ab 通り

ある(樹形図をイメージしよう).

順列

異なるなる n 個のものの中から,異なる r 個を取り出して並べる配列を,n 個から r 個取る順列といい,その総数を {}_n\mathrm{P}_r で表す.

  {}_n\mathrm{P}_r=n(n-1)\, \cdots \, (n-r-1)=\frac{n!}{(n-r)!} (0\leq r\leq n)

問題文をクリックしてみて下さい.

積の法則の確認問題です.最高位の数字として0を選ぶことはできません.

問題文をクリックしてみて下さい.

2の倍数,3の倍数,6の倍数,5の倍数となる条件は?
(4)30と互いに素である整数は全体から2または3または5の倍数となる整数を除いたものです.

(210) 円順列

いくつかのものを円形並べる配列を円順列といい,異なるn個のものの円順列の総数は

  (n-1)! 通り

ある.

問題文をクリックしてみて下さい.

同じ文字Lを含むか否かで場合分けしながら,円順列を数えます.

問題文をクリックしてみて下さい.

同じものを含む順列,円順列の問題です.(2)は誘導がなくても求められるようにしておきたいものです.

(211) 組合せ,組分け・部屋割り

異なるn個のものの中からr個を取り出したときの組を,n個からr個を取る組合せといい,その総数を {}_n\mathrm{C}_r で表す.

  {}_n\mathrm{C}_r=\frac{{}_n\mathrm{P}_r}{r!}=\frac{n(n-1)\, \cdots \, (n-r-1)}{r!}=\frac{n!}{r!(n-r)!} (0\leq r\leq n)

異なるn個のものを,区別のつくr個に分ける,区別のつかないr個に分けるときは,「もの」を「人」とみてそれぞれ部屋割り,組分けをイメージするとよいでしょう.


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