17年 慶應大 経済 3

17慶應大・経済3問題

上の問題文をクリックしてみて下さい.


(1),(2)は題意を把握しているかの確認であり,(3)は(4)の準備です.
(4)は条件付き確率です.条件を満たすすべての状況は樹形図を利用すると分かりやすいでしょう.また,Aが先に上がる確率とBが先に上がる確率は等しいのですが,これは気が付かないかもしれませんね.

感謝

普段,原稿を書くときは「TeX」を使っています.
アメリカの数学者Knuth氏が開発した組版処理システムです.
TeXをインストールするのに以前は何回も挫折を味わいましたが,今では北海道大の阿部紀行氏が開発してくれた「インストーラ3」を使うと一発です.LaTeX総合環境の「紀鳥」も素晴らしい.
さらに,TeXのマクロ集「emath」を大熊一弘氏が提供してくれています.
emathR(ファイル読み込み),emathPs(グラフ描画)など重宝な道具満載です.
これらはすべてがフリーです.
感謝,感謝の気持ちいっぱいで使わせてもらっています.

作ったTeXファイルも個数が増えてくると管理できなくなってきます.
ファイルの整理は「Ruby」を使って行っています.
Rubyは松江に住むまつもとゆきひろ氏が開発したオープンソースのプログラミング言語です.
少しずつ直してきたRubyによる問題一覧スクリプトもどうにか使えるようになってきました.

これらTeX,Rubyを経由して作ったのが「17年度分野別問題閲覧113」です.
みなさんに感謝しながらこの問題閲覧を公開します.

17年 慶應大 理工 4

17慶應大・理工4問題

上の問題文をクリックしてみて下さい.


(1)~(4)は独立した問題です.
(1)は確率の基本問題.
(2)の最大数の処理は経験しておくべき問題.
(3)で条件付き確率および極限.計算が少々煩雑です.
(4)はまだ計算が続くといった感じです.漸化式の利用も考えられますが,この解法の選択は少ないでしょう.