プリント

● 通過領域問題を中心に
2023年10月14日(土)東京都立戸山高等学校で行った研究会の概略を記したものです.2023年の問題を題材にして通過領域について問題を並べてみました.


● 同値変形
教科書では同値変形は教科書で扱われていませんが,式を変形する際には避けて通れないテーマです.
よく使う同値変形をプリントにまとめてみました.


● 複素数平面における直線の方程式
18年大阪教育大学[3]19年広島大学後期理(数学)[1]で複素数平面における直線の方程式が出題されています.
一般の形にして複素数平面における直線の方程式についてプリントにまとめてみました.

● 三角形の成立条件
18年東京理大(数・物・化)1(1)で鋭角三角形となる辺の長さについての問題が出題されています.
「三角形である」+「すべて鋭角」である条件を求めている解答が見られましたが,
「すべて鋭角」ならば「三角形である」が示されるので,「すべて鋭角」である条件を求めれば正解です.このあたりをプリントにまとめました.

● 18東北大学入試問題研究会
高校の先生方を対象にした研究会での資料です.
再現答案も盛り込まれています.他の人の答案を見るのも答案作成の参考になると思います.
自分の考え方を採点者に届ける答案になっているか,いま一度見直してみましょう.
解像度の問題なのか,文字が読み取れないものがあるかもしれません(拡大すると読めるかもしれません).
「志願者へのメッセージ(18年)」では

「東北大学の数学では,論理とその表現能力を見ています.式・計算・答え,それぞれを得るに至った論理や過程を,わかりやすい言葉と丁寧な文字で伝えてください.」

という記述があります.

● 16後期数学XH§2演習 201~210
後期に入り3週程度を終えたとき,「何かいい問題はありませんか」いう質問を受けました.
どうせやるなら今やっている教材に近い問題で最近の入試問題から選んでみよう.こうしてできたのがこのプリントです.プリントの後半には解答も付いています.(209-2)ではO君と考えた解答も加えました.

● 平均値の定理からTaylorの定理へ
15年 横浜市大・医3でニュートンの二項定理を近似式の形で与えた問題が出題されています.この近似式がつくられる背景を見ておこうという趣旨でプリントを書き始めましたが,ニュートンの二項定理を持ち出したところで12ページになってしまいした.これはこれで一区切りつけた方がよいと思い今回はTaylorの定理で止めておきます.