数学I・Aチェック&リピート
多面体
← 第6章 整数 : 倍数・約数 →
最大公約数,最小公倍数
問題文をクリックすると解答をみることができます.
倍数・約数 †
類題演習 †
約数 †
約数の個数と総和について確認しておきましょう.
左辺の因数分解,右辺の素因数分解から始めましょう.
f(n)はオイラーのトーシェント関数(略してオイラー関数)と呼ばれています.
約数の総和について問われています.
まずは素因数分解しましょう.
求める最大のmとは,54!に含まれる素因数3の個数のことです.
約数の個数,総和についての基本問題です.
20220を素因数分解します.
途中,まだ分解できるか否かで悩まされることもあります.
例えば337は素数ですか?合成数ですか?
まずは素因数分解しましょう.
整数を素因数分解したときの約数のあり方を絞っていきましょう.
倍数 †
9の倍数である条件が問われています.
まずはmの範囲を絞りましょう.
連続した3整数の積は6の倍数です.
6の倍数,8の倍数,24の倍数.(3)では対偶を考えましょう.
連続した3整数の積をつくるか,3で割った余りで場合分けして調べるかでしょう.
連続したk個の整数の積はkの倍数であることを利用しましょう.
「504」 を素因数分解することにより,n の因数が絞られます.
連続した3つの整数の積は6の倍数です.
(3)は二項定理を利用することもできます.
f(n)の分子は連続した4整数の積です.必ず含まれる約数に着目しましょう.
(1)は11の倍数であるための必要十分条件です.
(2) (Nの5乗)−N が5の倍数であることを示すことになります.
連続した5整数の積が現れるとうれしいのですが….
(1)は自然数nについての命題です.数学的帰納法を用いましょう.
素数 †
証明の糸口が問われています.
素因数分解をテーマにしたきれいな問題ですね.
(2)はカタラン数と呼ばれるものです.
(3)「すべて求めよ.」とあるので,nの範囲は絞れるはずで,
大きなnは範囲から外れるはずです.
(1)k=2,3,5,7,11,…と素数を代入してみると様子が見えてきます.
(2)は(3)のヒントでしょう.(3)は(2)を無視して背理法を用いることも可能です.
a^n-b^n の因数分解と対偶を使います.
pが小さいときは具体的に p^4+14 を計算できますが,いつまでもこれを続けることはできません.
p^4+14 は素数でないことを示すのだから,pがある程度大きくなったときには,
p^4+14 が2で割り切れないか,3で割り切れないか,…と考えてみましょう.
(1)分母分子の因数1個ずつのペアを考え,n≧k+2を利用しましょう.
(1)は(2)のヒントです.
右辺は因数分解できます.
種々の問題 †
(1)は(3)のヒント.
(2)はnを3で割った余りで分類しながらすべての場合を議論しましょう.
(3)はf(n)を素因数分解したときの因数のあり方を調べましょう.
(1)は(3)のヒント.
(2)はnを3で割った余りで分類しながらすべての場合を議論しましょう.
(3)はf(n)を素因数分解したときの約数のあり方を絞っていきましょう.
(3)までは基本問題です.(4)はコツコツ数えていきましょう.
互いに素をテーマにした問題です.
(2)まで標準.(3)(4)の論証は差がつきます.
1からNまでの整数のうちpの倍数であるものの個数はN/pの整数部分(Nをpで割ったときの商)ですが,
これを[N](ガウス記号)と表すことにしましょう.
(1)は公式として覚えている人もいるでしょう.
(2)は(1)の応用です.